7つのキーワード
被写体

多種多様に撮影に挑んでいますが、撮っていて自分の溢れる意欲を感じるのは「人」「人を感じる風景」この2つが確実に多いです。
この2つをなぜ撮り続け、そして魅力的に感じているかというと、昔から人間、人間観察が大好きで時間があれば今でもその場の近くにあるベンチを探して座って観察しているくらいです。常に意識していることは私が撮る意味のある写真を撮るということです。彼ら、彼女ら、そして風景を私が撮ることによって私というフィルターを通して何か魅力を引き出せていたり力になっていれば良いなとおもっています。
機材

「Nikon FM2」
東京造形大学の写真選専攻に入学し最初に触ったフィルムカメラがNikon FM2でした。
しっかりと存在を感じることができる重さとシャッターを押した時重圧感のある音に思わず一目惚れ状態でした。
モーターをつけたり、他のフィルムカメラを使ったこともありましたが結局私の中のオーソドックスに戻ってきてしまいます。また新たなカメラに出会うこともあると思いますが私の中で絶対的信頼のあるカメラです。

常日頃持ち歩いているのは小さいコンパクトカメラです。中古で売っているようなおもちゃみたいなカメラも大好きでフィルム、デジタル問わず常に持ち歩いています。
が、写真は撮りたいモードにならないとあまり撮りません。撮影意欲が掻き立ててくれるたくさんの日常に追われる日々なのです。普段の生活で全く撮らないときもたまにあります。休憩する期間なのだとおもい、ほかのものを吸収しますが、結局それが写真につながってしまいます。
理由

写真に出会っていない頃のわたしは自分の言葉で気持ちを表現することに苦手意識持っていました。
うまく感情を伝えられなかったり、何かにぶつかったときに自分の中にあるムシャクシャする感情を時間をかけて消化していくしかなかったのです。高校の時に写真部に入りゆるく写真を撮る日々が始まりました。写真を撮りSNSで発信したり展示する中で、自分の中で発散が苦手な私がすっと心が軽くなるのを感じました。写真を撮りだし、言葉だけで表現するのが難しかった私の世界が広がりました。
理想

昨今いろいろな情報を手に入れやすい世の中です。自分のしんどくならない程度に情報を吸収し、心地の良いところ(仕事、プライベートの写真、生活)を探していく。SNSの発信も頻度は高くないですが発信していきたいです。生活を高める(ストレスフリー)ことを重要視して興味を持たれる人間になりたいと思っています。
(うまくいっているかわかりませんが、、、。)
写真を見てくれる人がどんな状況下にいても、どんな精神面であっても「心地の良い」と思っていただけるような写真を撮り続けていきたいと思っています。私は生きていて小さな「違和感」ほど消化したり解決することは難しいと思っています。そういった違和感をすべて消化したり解決させられる自信はありませんが、私の写真を見てすこしでも軽くなったり休憩できるそんな写真を撮れる写真家になりたいです。
発信

高校生からFacebook、X、Instagramなどを使い始めました。
その中でもやはり写真を撮り始めるきっかけになったのはInstagramだと思います。だれがどんな写真を好み、どういう発信をしているのか、こういう写真にはどういう発信が適しているか写真を撮り始めた私はInstagramのなかにずっといて勉強し模索していました。それがどれほど影響を与えられたか正しい判断であるのかまだ模索の途中ですが私の力の一部になっていると思います。
あまりイコールとは思っていません。
発信することで自分を知ってくれて展示に来てくださる方がいたり、お仕事につながったり、もっと私の写真を見たいと思ってくれる方が増えたり次の何かにつながるための発信だと思っています。
すべてSNSで撮った写真を投稿してしまっても人はもっと知りたいという感情はなくなってしまうと考えます。
ただもちろん私を知ってくれるツールになっているのでこれからも発信していきたいです。
仕事

紙媒体や広告、何か物として残るもののお仕事をしていきたいと強く思っています。SNSやネットで数多くの写真を見る機会がありますが、写真は紙になって本当の写真の意味が生まれると思うので紙で私の写真を多くの方々に見ていただきたいと思っています。また、構想はかなり練っているのですが連載も一つの夢です。
また写真集を作成することも一つの視野に入っています。まだふんわりとした想像しかついていませんが。写真集を欲しいと思っていただけるような写真家を目指したいです。
未来

10年後、20年後の未来の自分が何をしたいと思っているかはまだわかりませんが写真は絶対取り続けていると思います。その中でどういった形で写真を続けているかはわかりませんが、これからも精進し人に心に少しでも寄り添えるような私が撮る意味のある写真を撮り続けていきたいです。

 
						







 
					 
	 
	 
	 
	 
	 
	