嵐田大志 | MY PERSPECTIVE

Feb. 15. 2022

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Taishi Arashida

Photographer

東京を拠点に、家族写真や都市光景などを中心に撮影。
国内外のウェブ媒体や雑誌に写真を提供しているほか、写真教室の講師等として活動。デジタル写真をフィルム風に編集することをライフワークのひとつとしている。著書「デジタルでフィルムを再現したい」「カメラじゃなく、写真の話をしよう」(ともに玄光社)。

7つのキーワード

被写体

僕の写真の主な被写体は、子供たちやインテリアです。家族との日常や旅の中で美しい、楽しいと思ったものを撮っています。

「自分が一番多くを過ごしている時間」にこそ美しさを見出したいので、日常写真に魅力を感じます。

機材

主に使用する機材はニコン Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、iPhone 13 Pro Maxです。

ずっと50mmで撮ってきたので、世の中が50mmの画角で見えてしまいます。たまに広角を使うと、思いのほかフレームの中にモノが入ってきて驚きます。NIKKOR Z 50mm f/1.8 S以外だとNIKKOR Z 85mm f/1.8 Sも好きです。

理由

僕がこれまで写真を撮り続けられた秘訣は「撮りたくないものを撮らない」「気分が乗らないときは撮らない」「無理に撮らない」など、撮らない時間づくりを大切にしたことです。「とにかく沢山撮らないと!」「毎日撮らないと!」という強迫観念に駆られたような状態では、撮れば撮るほど写真が楽しくなくなると考えています。

理想

自らの理想に近づくため、写真以外のことを大事に、写真を生活の中心にしないようにしたいです。家族のことや日常のちょっとした光景、音楽、アート、おいしい料理など、日々触れているモノ・コトが写真につながると考えています。写真にゴールはないと思いますので、芯を持ちつつも、常に変化を求め続ける写真家になりたいです。

僕が理想とする写真家は「統一感が大事」とは言わないと思っています。

発信

もしも「今、SNSがなかったら」と考えましたが、僕にとって、写真を撮ることと発信することは別物です。そのため、僕の発信スタイルに影響はないと思います。SNSがこの世からなくなっても、写真を続けたいです。僕は今でも、世の中に発信しない写真もたくさん撮っています。

仕事

自分が好きな写真をそのまま使える仕事がしたいと思っています。

未来

形に残る仕事がしたいので、いつかは写真の作品集を出したいです。

by Taishi Arashida

嵐田大志 | MY PERSPECTIVE

Feb 15. 2022

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