喫茶トラノコク | MY PERSPECTIVE | 株式会社ヒーコ

Kissa Toranokoku

「夢は喫茶店を作ること」人の心と記憶をつなげる空想の喫茶店。同じ会社のメンバーとその友人らで結成し、写真や動画を通してSNSで発信をしている。

7つのキーワード

被写体

おうち喫茶店の食べ物、街の中に佇む喫茶の店舗など、みている人の気分が高まるような一品をテーブルフォトメインに撮影しています。「喫茶」というどこか記憶の中にある懐かしさを届けることで、滝のように、たくさんの情報の流れるSNSの中でも、ほっこりした世界観を築き上げることができる点で魅力を感じています。

機材

主にCanonの80D、一眼レフを使っています。はじめに手にしたこのカメラはとても馴染みやすく、動画撮影時も使いやすいので今でも大切に使用しています。

欠かせないのは自然の光です。みんなの記憶とリンクさせるためには太陽は大きく関わってくるかなと思います。料理の見え方はもちろん気にしますが、それ以上にナチュラルな光というのは意識してます。

あとはメンバー内での話し合いを積み重ねることで、迷いそうな時も全員で同じ方向に向かうようにすることです。人生においていろんな揺らぎがありますが、乗り越えてこれたのもチームで制作しているからこそかなと感じました。

理由

私たちは、撮影の中で「美味しそう！」と思うものや「キレイ！」となる感覚的な気持ちを大切にすることで、今まで撮り続けてこれた部分はあると思います。モチベーションのる維持は作品を作上で人それぞれあると思いますが、それを、それぞれのメンバー同士が理解し合って撮影するのは大事な要素だと思います。あとは、思いついたらやってみることを大切にしています。やってみたいと思い立ったメンバーの背中を押したり、時には一緒に立ち止まってみたり。

最近は、写真だけではなくYoutubeで動画を公開したりしています。私たちはそれぞれが1クリエイターであり、大切なチームメンバーでもあるので、アイデアが出てきたらとことんサポートし合うことで、結果として継続につながっていっているのかなと思います。

理想

まずは夢を思い描くことです。コーヒーを飲みながらまったりおしゃべりしたり「こうなりたい未来」「好きな世界観」について語らうこと。そうすると、自然と気持ちが通じる人と繋がったり、1人であっても、複数であっても何か物作りをする上で同じ未来をみて歩むことができる気がします。

最近は、いいなと思う食べ物や雑貨を手に入れて発信するようにしています。そうすることでお店の人や作家さんが喜んでくれたり、同じように自分たちがいいなと思うものを「好き」と感じてくれる人が集まってくれたら嬉しいなと思っています。

月並みな回答になってしまうかもしれませんが、写真をみてくれた人が少しでも幸せになったらいいなと。それが今の理想の写真家像です。

「幸せでありたい」この思いは自分たちの中に常にあって、その思いを自分たちの中で消化してしまうよりも、SNSを通じて周りに拡散させていく。名前も知らないどこか遠くの誰かの心も動かすことができるんじゃないかって。それを確かめる方法は今はまだなくて、きっとすでに理想を叶えているかもしれないですが、目標は高く、今も理想に向かって日々を積み重ねています。

発信

SNS発信がないとしたら、多分今のトラノコクはなく、違う形で昇華されていたかも知れません。もしかしたら、お菓子作りも喫茶巡りも撮影も、そこまで注力せず普通の日常に取り込まれていたのかもしれないと思うと、個々に発信する機会を与えたSNSとはきってもきれない関係なのかも知れないですね。半分イコールで半分はイコールではない部分もあります。

カメラは常に持ち歩いていて、いいと思ったらシャッターを切る。言葉に出して発信するのは、その中でもよりすぐりのお気に入りです。発信するものとしないものの余白があってこそ、自分たちが思ういいものを伝え続けていけているんじゃないかなって感覚的ですがそう感じています。