Lightroom XY Presets by Ryoji Iwata

フォトグラファーの岩田量自氏が、iPhoneから始まったこれまでの写真活動から膨大な数の写真をとおして、検証に検証を重ねて作り出した、こだわりのプリセット群。10年間、場所や天気を問わず、また昼夜も問わずありとあらゆる写真を撮り続けてきた結晶は、アレンジの幅も広く、高い汎用性をもっています。仕事でもプライベートでも恐れず使える、そんな高い汎用性、アレンジの可能性を持つ自信作のプリセットになります。

SHARE

  • xでシェア
  • lineでシェア

無限の可能性を生み出すきっかけを

iPhoneから始まったこれまでの写真活動で撮り続けてきた、膨大な数の写真で検証に検証を重ねて作り出した、こだわりのプリセットです。
晴れの日、曇りの日、雨の日、朝、昼、夜あらゆるシチューションで撮り溜めた都市風景やスナップ写真を元に作成していますので、全体的に汎用性が高い仕様となっています。

また、極端に明るさや彩度が変わることはないので、プリセットを当てた後のアレンジの幅は広く残る設にしています。RAWデータはもちろん、iPhoneなどのスマートフォンで撮影したJpegデータとの相性も抜群です!

テクスチャ、明瞭度、シャープを上げているので、エッジがしっかりとした解像感のある写真になります。カラーグレーディングでほんのりと色をのせることで、こざっぱりとした写真にも深みが生まれます。

建築図面で最初に描き始める基準線である通り芯X、Y。

その基準線の様にLightroom編集の基準となるプリセットして名付けたX seriesとY series
ベーシックなX seriesと発展系のY seriesそれらをひとつにまとめたInfinity Set

新たなLightroom編集の基準となるプリセットをご体験下さい。

X series

Xシリーズはコントラストを強め、メリハリのある写真なることを目指して作られたプリセット群です。RAWデータの全体的に浅い印象の写真がクリック一つでできるだけ完成に近づきつつ、調整の幅が十分に残っている設計にしています。

写真の可能性を引き出すと共に、綺麗にクオリティを高く見せるという基本を求め続けて完成したシリーズです。

X1:すべてはここから始まった

基本のプリセットでアレンジの幅が広いプリセット。全体のコントラストのバランスを大きく崩すことはなくコントラストを少し強めます。

中間〜シャドウに若干の暖色がのり、全体的に少し明るくなります。若干暖色側に寄っているので、お好みでホワイトバランスで寒色に寄せても良いでしょう。コントラスト、シャドウで明暗の調整をして下さい。

X2:少しクールなX1の兄弟

X1をベースにしたクールな印象にするプリセットで、基本的な特徴はX1と同等でマッチするケースが多く、汎用性が高くなっているので人物が入っているスナップポートレートでも肌の色を崩すことがありません。

中間〜シャドウが若干寒色側になっているので、お好みでホワイトバランスで暖色に寄せるか、トーンカーブのブルーのチャンネルで中間部部分を暖色に寄せて調整してください。

X3:男らしく無骨に

クールにシャープな写真に早変わりさせてくれるプリセット。

コントラストを強めながらも白飛び、黒つぶれを起こしません。建築物の写真はもちろんのこと、晴れた日の道路の黒が締まるので、ストリートスナップにオススメです。シャドウの青が気になる方はカラーグレーディングで調整してください。

X4:太陽を味方にする

X3と対となり暖色寄りにコントラストを強めるプリセットです。

中間~シャドウに暖色がのっていますが、ハイライトにはあまり影響しないので、白を大きく損なうことはありません。ハイライトにはブルーがのっているので明るい写真では大きく暖色によることはありません。暖色が気になる方は、ホワイトバランスやカラーグレーディングで調整してください。

Y series

YシリーズはXシリーズをベースにアレンジを加えて発展させたプリセット群です。

全体を通してシャドウを持ち上げて明るくしつつハイライトを強調し、フェードがかかる仕様になっており、フィルムライクな印象にもしやすい様に設計しています。

Xと比較し人目を引きつけやすいパワーも備えています。見せたい世界観が明確な時に更なる効果を発揮します。

Y1:X1を発展して生まれた

全体の色味はX1を受け継いでいますが、中間~シャドウをパッと明るくしてくれるプリセットです。シャドウにフェードをのせていて、全体のコントラストが弱くなります。シャドウが多い写真や夜の写真で効果を発揮します。

ハイライトが強い写真では明るくなり過ぎるので、白レベルとハイライトを下げて調整して下さい。

Y2:闇を照らし光を輝かせる

Y1同様にシャドウをパッと明るくしてくれるプリセットで、全体のコントラストが弱くなりますが、Y1よりハイライトを強調します。

彩度も他のプリセットに比べて低めに設定しています。明暗さが大きい場所での夜のストリートスナップにオススメです。曇りの日に撮影したコントラストが低い写真はシャドウやトーンカーブでコントラストを強調すると良いでしょう。

Y3:見え隠れする個性

ハイライト~中間とフェードに寒色を効かせつつ、中間^シャドウに暖色を効かせてバランスをとっているプリセットです。

太陽光で暖色に寄った写真を爽やかな雰囲気に寄せることができます。日中の青空を写した写真では青が強く出てしまうので、HSLで青の彩度を下げたり、輝度を上げたりして調整して下さい。

Y4:ジキルとハイド

ハイライト〜中間には寒色を、中間~シャドウに暖色をコントラストを強めにのせていて、明暗によって効果の出方が違うジキルとハイドの様な面白い仕様になっています。

露出を下げれば暖色に寄っていき、逆に上げていけば寒色に寄っていきます。カラーグレーディングでシャドウにレッドを入れているのでアンバーな暖色になります。ハイライトが強い写真では明るくなり過ぎるので、白レベルとハイライトを下げて調整して下さい。

被写体が極端に暗かったり、明るかったりと光の条件が悪い写真ではうまくハマりません。色味の調整はトーンカーブではなくHSLで行うことをオススメします。

カラーグレーディングで中間~シャドウに色をのせていますが、お好みでOFFにしたり色相や彩度を調整してアレンジして下さい。

クリエイター

Ryoji Iwata

Director / Photographer / Planner

東京都在住、2級建築士。

iPhoneで撮影することに魅了され写真の世界に入り込み、2017年にはapple社の“shot on iPhone”キャンペーンに採用され世界25ヶ国 のビルボード広告として掲載される。建築設計事務所での実務経験経て、現在はフリーランスフォトグラファーとして活動中。

メッセージ

今回発表する8つのプリセットはこれまで蓄積してきたLightroom編集のノウハウを全て注ぎ込んだ集大成となっています。

20世紀のモダニズム建築の巨匠であるミース・ファン・デル・ローエの「神は細部に宿る」を肝に銘じながら細部にまで拘り抜き、検証しては修正を重ねて作成した自信作です。

化粧でゴテゴテに飾るのではなく、素材の良さを活かすプリセットで自由度の高い設計となっていますので、基礎を崩さない限り、お好きな様にリノベーションすることも可能です。

Lightroom XY Presets by Ryoji Iwata

フォトグラファーの岩田量自氏が、iPhoneから始まったこれまでの写真活動から膨大な数の写真をとおして、検証に検証を重ねて作り出した、こだわりのプリセット群。10年間、場所や天気を問わず、また昼夜も問わずありとあらゆる写真を撮り続けてきた結晶は、アレンジの幅も広く、高い汎用性をもっています。仕事でもプライベートでも恐れず使える、そんな高い汎用性、アレンジの可能性を持つ自信作のプリセットになります。

SHARE

  • xでシェア
  • lineでシェア

Loading...